前編より急ぎ駆け足の続編
前編は結構の充実感が得られたが、後編本作は終結へ向けて急ぎ駆け足の紙芝居風。
何らかの情緒が掻き立てられる間もなくススッーっと展開してしまう。
しかも映像特殊効果がほぼ全篇使われているため不自然さは否めず。
それに今回は長澤まさみの存在感は極めて薄く取って付け程度の印象。
そんな状況ではあったけれど日中戦争(太平洋戦争)後における中国内戦時の混乱を知る上で興味深い描写があったこと。
そして最後の最期にようやく感情を動かされたこともあり、総体的にはまずまずの視聴感。
物量大量投入、スター俳優起用で何とか映画品質を保った感。
本当なら3部作や4部作で描く必要がある物語だったのかもしれない。
002211