このレビューはネタバレを含みます
実は今、泣けるジャンルの映画を幾つか観ていこうとしているんです。目が溶けるぐらい泣ける映画はあるのかなー…って。
この作品は…ウルっとくる感じでしたね。
こういう設定であれば、それこそ2時間弱の映画にするより、エピソードごとに丁寧に描けるドラマの方が適正だったかもね。
お母さんのエピソードは、途中から先が読めてしまって…ちょっともったいなかった気もしました。
耐え難い後悔とか愛慕って、想いに深く踏み込んでからの方が、感情が溢れるんだよね。
イメージとしては…クラスター爆弾?(笑)
突き刺さってから爆発するんだっけ?
観る人でそれは変わるんだけど…
私にとってピンポイントに、強烈に心を揺さぶられる作品ってのもあると思うんですよ。
残念ながら、この作品ではなかったけど…
何かオススメあったら教えて欲しいです😅
私が過去に戻れるなら…
どこに戻るんだろう🤔
今は見当たらないから…
それは幸せなことなんだろうね。
泣きながら飲む冷めかけのコーヒーは…
さぞ苦くて酸っぱい味わいだろうな。
何気に幼い2人が蚊取線香を見ながら、燃えてるのが現在って話のトコが…その考え方、面白いってなった。
灰になったら、元には戻せない。
本当に今って時間は燃えてるのかもなって。
オッペンハイマーとかホロコーストの作品での『燃えている』とは違う意味で、生命力を感じさせてくれる『燃焼』は…気持ちがポジティブになりますね。
今を大事に思える…そんな優しい物語。