【大切なあなたに逢いたい】
あなたは僕に手を差し伸べる。
本当はその手に捕まりたかったけど、
あなたに近づくのが怖かった。
気づいたときにはあなたを傷つけているから。
無意識に自分がされて嫌だったことや辛かったことを
あなたにしている。
そんな自分に絶望する。
愛を求める自分と愛される資格がないと思う自分。
相反する気持ちが自分の中に渦巻いている。
自分の気持ちが分からない。
どうしたいかが分からない。
自分自身が分からない。
あなたのことを傷つけまくったのに、
あなたはまた手を差し伸ばしてくれてる。
どうして自分の身を削ってまで、僕を救おうとするの?
見て見ぬふりをする方がずっと簡単なのに。