実話か、、となってしまう。
タイジが幼い頃から酷いことされても母親が大好きで、一度離れて再会してもやはり母親にはキツく当たられても、それでもやっぱりと向き合い続けるのは憎んでもやっぱり母親が大好きだから、、。
正直、母親はとても酷い。母親がこうなってしまったのも結局は最初の夫(父親)が始まりではあるんだろうけど、それでもそれを子供に当たるのは、、。後に母親自身も虐待をされていたと知りやるせない気持ちになる。
タイジにばあちゃんがいてくれて、3人の友人達がいてくれて良かった。
タイジはばあちゃんが居なければきっと壊れてしまっていたかもしれない。
そしてあの友人達。劇団の彼はなんか変な奴だなと思ったけどタイジとのバランスが絶妙で、会社で話しかけてきた女の子は人との距離感近いなと思ったけど、3人がそれぞれのアプローチでタイジに言葉をかけてくれて、タイジを母親ともう一度向き合う勇気を持てた。
きっと現実はもっと残酷で辛いことも多かったと思うけど、作者本人(タイジ)が最後に親子の時間を持てて良かったと感じているのなら、、と言い聞かせる。正直もやもやと思うところはあるが。