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ユダヤ人のアブラハムは、70年前にホロコーストから生き延びて、ブエノスアイレスに移住した。仕立屋として成功したのだろうが、老いて病気も悪化。家族から老人ホームへ追いやられようとしている中、命の恩人のポーランドの友人との70年前の約束を果たすために、ポーランドへ家出する。
スペイン～フランス～ポーランドへと陸路で、周りの女性に助けられながら目的地を目指すロードムービーで反ナチ作品。
ドイツで汽車を乗り換えなければならないが、”どうしてもドイツの土は踏めない”と意地を張るシーンが印象的だった。多分そんな爺様婆様まだたくさんいるのだろう。
