Ryan

アフター・エブリシングのRyanのレビュー・感想・評価

アフター・エブリシング(2018年製作の映画)
3.5
何もかも


ストーリー
エリオットが駅で見かけた女性ミアに声をかけ、デートをすることになる。そしてミアは、ガンの腫瘍があると医者から告げられたというエリオットに驚くも、彼と恋に落ちる。


主演 ジェレミー・アレン・ホワイト
   マイカ・モンロー


面白い。
途中でタイトルを思い出す。

ありきたりで綺麗な恋愛映画は多数存在するが、今作は"その後"の物語。
例えるなら「ブルーバレンタイン」の様な立ち位置だろう。

"もしも、あの時…"や"今があるのは…"的な余韻と共に物語は進行していき、男女のラブストーリーを超えた何かが存在する。

太枠は男女の恋愛パターンが参考にされており、そのおかげで感情移入出来るわけだが、個人的にはもっと奇抜で派手なNYの人間模様を見たかった気もする。

主演のジェレミーとマイカの相性が抜群で、様々なシーンで共に泣き元に笑えた。
「あの瞬間、あの場所で起きた事は絶対に忘れない」様に前を向いて歩き始めた物語としても優秀である。
Ryan

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