ユージーン

博士と狂人のユージーンのレビュー・感想・評価

博士と狂人(2018年製作の映画)
3.7
 辞書の編纂という、途方もなく地味で時間のかかる作業を通じて親交を深めた博士と精神病患者の話。

 主演の二人の演技が光っていました。メル・ギブソンなんか、言われないとわからないほど役になりきっていましたね(顔の半分近くが毛に覆われていたからかもしれませんが)。

それにしても、
辞書の編纂は、「舟を編む」でもそうでしたが、よほど気の長い人でないと務まらない作業ですよね。しかも、単語一つひとつの意味の変遷まで記すなんて、鬼畜の所業です。