よく分からなかった。ので、あとでネットで解説を読んだ。
なんか神話モチーフにしてるのは感じたしウィンズローの最後は前に絵画でみたことがあった。
最初のウィンズローがみた夢でも人魚とか海に飲まれる表現とかがあったから、性的欲求のことも描いているのかな?というのは分かったと思う。
灯台そのものが男性器をあらわしていたり、女性性を押し付けられるウィンズローだったり、虚構も真実も分からなくなるってのをやりたいのは充分わかる
でも、そういう解説を見れば見るほどあーそれがやりたかったのねで終わってしまう作品だなとは思う。
やりたいことをやっただけというか。
そうなってくるとウェイクが劇中でも言うように、この映画自体が「開かれた本」のように感じてしまう。
テネットのときは、元々嫌いだったロバート・パティンソンが好きになれた。というより、好きになりたくなかったのに好きになってしまった。
あのニールのキャラとロバート・パティンソンのキャラがマッチしててすごく可愛い人物にみえたから。
でも、この映画のロバート・パティンソンはなんだかあまり良くない。好きな感じじゃない。
若い頃のジェームズ・マカヴォイとかにやって欲しい役柄だなと思ったりした。
ウィレム・デフォーもみていて全然面白くなかったし、役者の使い方なのかなとか思った。
おっぱいもうんこもおしっこも出てくるのにこんなに楽しくない映画は初めて観たかもなあ。
せめて役者だけは魅力的に撮ってくれたら良かったのになと思う。