ほとんど2人のふたり芝居なだけなんだけど、モノクロの映像と特異な雰囲気で、なんとも高尚な気持ちにもなった。
そして全体を包むこの感じ。
ある意味これはホラーかもしれない。
この雰囲気はなかなか体感できない。
観て良かった。
『ムーンライト』『ミッドサマー』などのスタジオ・A24と、『ウィッチ』のロバート・エガース監督が組んだダークスリラー。
19世紀のアメリカ・ニューイングランドの孤島を舞台に、嵐の影響で島に取り残された二人の灯台守の運命を描く。
1890年代、アメリカ・ニューイングランドの孤島に灯台守としてベテランのトーマス・ウェイク(ウィレム・デフォー)と経験のない若者イーフレイム・ウィンズロー(ロバート・パティンソン)がやって来る。彼らは4週間にわたって灯台と島の管理を任されていたが、相性が悪く初日からぶつかり合っていた。
険悪な空気が漂う中、嵐がやってきて二人は島から出ることができなくなってしまう。
外部から隔絶された状況で過ごすうちに、二人は狂気と幻覚にとらわれていき…
ウィレム・デフォーとロバート・パティンソンの演技は非常に見応えがありました。
後半の気が狂ったような演技合戦は不気味でダークで恐ろしい。
観てる方も気が狂いそう。
ワケわからんのだけど非常に引き込まれてしまう作品。神話の知識があったらまた違かったかもしれないけど。
町山氏の解説が欲しくなった。
『ウィッチ』の時も思ったけどこの監督作の雰囲気好きだな。
映像がとにかく美しい。