このレビューはネタバレを含みます
観ている間はなんだこれなんだこれ???だったのだけど観終わってから、印象的なシーンが沢山あったのをまたみたくなっている。
若トーマスの妄想というか幻覚の印象的なシーンの数々は、調べてみると絵画、神話をモチーフにしたものだということで納得。
どうみても理不尽なパワハラ野郎の頭のおかしな爺さんから発せられる古風な芝居のセリフみたいなのも知的で、ちぐはぐでずっと聞いていたいと思ってしまった。
それにしてもアルコール依存は怖いね…。
「ラストの光」はなんだったのだろう、という疑問がモヤモヤせずにそういうものだと感じられ、この映画がホラーだと気付く。
ところで、燃料を酒代わりに飲んでたけどそんなこと???と調べたら、実際そういう人もいるとの記事をみつけた。
灯油を痛み止めとして飲んでて物足りなくなってガソリンを飲続けている人…。
あとウィレム・デフォーが海の神さまになっていたのめっちゃ良かった!