「出会いは盗み。ロマの非情な暮らし。」
Filmarks試写会にて。
イタリアのラブリア州に位置するジョイア・タロウと呼ばれる共同体。そこにはスラム化した一つの通り「チャンブラ」がある。チャンブラには大昔から差別を受け続けているロマ族の一部の人間が住んでいる。
ほぼドキュメンタリー調で描かれている今作品。主人公ピオとその家族を通してチャンブラでの日々の生活を垣間見ることができる。
そこにある生活は、今までの自分の人生感からは想像もできない世界。何が悪くて何が良いのか、その分別さえ、その概念さえ存在しない。
一番驚いたのが、主人公ピオとカルピニャーノ監督の以外な出会いかただ。なんでも、カルピニャーノが2011年にジョイア・タウロに訪れた際、ロマから撮影機材一式が積まれた車を盗まれ、その捜索をしている最中にピオとその家族に出会ったのだとか。
つまり
超リアル。
てかドキュメンタリーだね。
ぜひ