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教誨師のaccoのレビュー・感想・評価

教誨師(2018年製作の映画)
3.3
現実、
支離滅裂、無理難題、無感情、自己顕示欲の塊などなど手に余る死刑囚や受刑者、はたまた冤罪の方など
日本の拘置所や刑務所にはごまんといるんだと思う。
そういう人物と、毎日顔を合わせる、心を添わせる教誨師や刑務官には頭が上がらない。


でも、やっぱり「矯正」や「悔い改め」を目指すのであれば
心 対 心で向かうしかない。

死刑執行される彼の挑発に、「教誨師」としてではなく、人間として返答してしまい
死刑囚の顔色が変わったところに、この職務の過酷さがわかる。

死刑囚の若い男性を演じた役者さんもすごかった。
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