このレビューはネタバレを含みます
これは叩かれるというか酷いと言われてもしょうがないかも。嫌いじゃないけど、映画人じゃない人が撮ったとしか言いようがないものだった。
ドラマもセリフも全てが舞台構成、舞台セリフだったので舞台でやれば絶対楽しいのにと思ったら、舞台が人気での映画化だったらしい。なるほど。
30分が2時間体感だったので、正直辛かったものがあるのだが、見始めたら最後まで見るをモットーになんとか頑張って見た。
褒めれるところがあるとすれば、とにかく歌がいい。ミュージカル調で覚えやすく聞き取りやすくポップさもあってすぐ覚えられそうなメロディーだから聞いてられる。
あと、恐らく2.5次元の人たちなのだろう。
発声がめちゃくちゃいいから、コメディには向いている。そして歌がすこぶる上手い。バンコランの歌は長いけど。あそこはもう少し短めにしても良いと思う。同じこと繰り返してるばかりだし。
主人公の加藤諒はコメディをやらせれば全然いけるんだなと思った。ルパンの娘の時はヤバいと思ったけど、真面目を本気でやってるパタリロはとても良かった。
歌とダンスと俳優部はとてもいいので、才能ある人がちゃんとした脚本で撮ればちゃんと面白くなったと思う。舞台をそのまま映画にしても全く意味がなく面白くなくて、そこをちゃんと分かってない人が撮ったんだなと思った。非常に残念。