りょう

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」のりょうのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アニメシリーズ1、2がシビュラシステム自体の話であるのに対して、2014年の劇場版PSYCHO-PASSや本作は、そのシビュラシステム前提で行なわれる権力者たちの悪みたいな話で、そっちに行かないでほしいのだけどなぁと思って。
人としての生き方とか、社会のあるべき姿とかそういうことを考えさせられるのが魅力であったのになぁ。それはこの先にあると思ってとりあえず公開されてるものは完走します!

今作については、霜月が主役。シビュラ信奉者の霜月がこの事件を通じて何かちょっと変わる。シビュラを信奉しつつも、シビュラ自体(烏間)に張り手??信じながらも疑うって、ちょっと人間らしくなった気がする。

宜野座は執行官になってからどんどんイケメン化している!PSYCHO-PASSファンにはギノ推しも結構いるのかな。

サンクチュアリで運営されている集団思考を利用した「システム」とシビュラシステムの対比も面白かった。集団思考=何も考えなくなる→結果、潜在犯のサイコパス低下という。集団思考から脱すると言う意味で、今回の霜月の変化につながるのかな。

国民の代表である議員にも、免罪体質がいてシビュラシステムの一部として国をコントロールしているなんて怖いな。

ちなみにオープニングの凛として時雨の「abnomalize」のリミックスもかっこよかった!!
りょう

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