観ていて、ケイラに手を差し伸べたくなるような歯がゆい場面がたくさんありました。
しかし、彼女の素敵な所は、なんて言っても前向きに挑戦するところです。
彼女は、世間でいう「陰キャ」と呼ばれるようなスクールカーストでは下位の方かと思いますが、積極的に他者とコミュニケーションを取ろうとしたりSNSに自分の動画をアップしたりと、変わっていこうとする努力がうかがえました。
なかなか理想と現実の乖離が埋まらず、必死に埋めようとするあまり、自分のことでいっぱいになり、家族に当たったり、嘘をついたりと一見思春期特有の反抗かとも取れますが、ケイラは努力家のあまりとってしまったのかな…とも思いました。
最後に、自分をメイクアップして連む人間関係よりも、ナチュラルな自分と向き合ってくれる人間関係のほうがずっと素敵な関係を築けると思わせてくれる映画でした！
