Dick

レディ in ホワイトのDickのネタバレレビュー・内容・結末

レディ in ホワイト(2018年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

❶マッチング:極めて消化良好。
➋名古屋の都心を舞台にした、新米自己中OLのサクセス・ストーリーをコメディタッチで描いた楽しい作品。
➌親の財産で、自由奔放に生きてきた彩花(吉本実憂)は、常識外れで破天荒だがどこか憎めない性格。そんな彼女が地元企業に就職する。配属先の上司・翔平(波岡一喜)はやり手だが、人を人とも思わない、パワハラ全開のモンスター人間。教育係の先輩・猪瀬(矢本悠馬) は気弱で頼りなく、翔平に盲従するのみ。周りの先輩も似たり寄ったり。上司の指示に素直に従わない彩花は、無能呼ばわりされ厄介者扱いされる。そんな中で、父の会社が倒産して、さすがの彩花も落ち込む始末。とうとう異動通知を受けた彩花は、嫌気がさして辞表を提出するが、彩花の才能に気付いた部長が思いもつかぬ決断をする・・・・・そして、最後は観客の期待通りのハッピーエンド。その後, 楽しさ倍増のおまけもある。
❹まあ、実際にはあり得ない話だが、それだけに、軽いコメディ映画としては楽しめる内容になっている。
❺ヒロイン役の吉本実憂(よしもと みゆ、21歳)がヒロインのキャラにピッタリの好印象。大いによろしい。
❻2017年春に行われた撮影には「なごや・ロケーション・ナビ」が協力していて、名駅前のモニュメント、JRセントラルタワーズ、三井ガーデンホテル、栄オアシス、テレビ塔、プリンセス大通り、名港水族館、味仙、コンパル、ドン・キホーテ等々、名古屋人にはお馴染みの場所が幾つも登場するのも嬉しい。
Dick

Dick