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暗殺のHKのレビュー・感想・評価

暗殺(1968年製作の映画)
3.0
このポスターはカーク・ダグラスが弟役のアレックス・コードにぶちゅ~!っとしてるやつで、それで思い出さずにいられないのが『ゴッドファーザー2』(74)のぶちゅ~!なんだが、あるいは弟をマフィア仲間に加えて困るという内容からコッポラは本作を参考にしたのではないか、と邪推してる。リー・ストラスバーグの娘スーザンも出ているし。脚本を書いたのはルイス・ジョン・カリーノで、この人物は『セコンド』(66)で映画界入りしたということからも分かるが、ちょっと変わったキャリアで記憶したい。『メカニック』(72)や『マンハッタン皆殺し作品』(74)などのユニークなアクション映画で頭角を現すと、監督デビューを果たしたのは三島由紀夫の『午後の曳航』(76)だった。ちなみに昨日書いた『女狐』(67)もカリーノの手による。
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