トランスマスター

セラヴィ!のトランスマスターのレビュー・感想・評価

セラヴィ!(2017年製作の映画)
4.5
♯80 パイと炭酸水が出たら食材不足

主人公はウェディングプランナー歴
30年の社長。
職場のセクシー女性と絶賛不倫中。
17世紀の古城で行う結婚式が舞台

今回のクライアントの要望は、
荘厳で上品な結婚式

その演出をする面々も曲者揃い
キレまくる黒人番頭アデル
アデルの親戚のパジャマで来場した男
我が強いけどコミュ力もあるアーティスト
研究生を連れたダメダメカメラマン
17世紀の給仕のコスプレを嫌がるスタッフ
皿洗い担当のスリランカ人

果たしてこの結婚式は成功するのか?

『最強のふたり』の
エリック・トレダノ監督による
コメディ映画です。

◆良い点/注目ポイント
・捉えどころのないアデルのキャラが新しい。ユーロ圏の黒人はなぜか上品に見えます。
・天然の新婦とクセの強い新郎の組み合わせはお似合いです。
・笑えたシーンは、
「プロフィールは良いハートを送れ」
「お前らナプキンを振り回せ」
「気球に乗ってどこまでも」

◆改善点
・無し。

◆総括
・三谷幸喜監督作品のような、
ドタバタ劇とフランス独自の笑いの融合。

ハリウッド映画だと過激な破壊活動や、ハレンチ行動、警察沙汰になったり死人が出るところをちょうど良い塩梅でコントロールしていました。

『TAXY』や『〇〇ヒャッハー』シリーズ
が好きな方にオススメです。

-2023年80年本目-