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宇能鴻一郎の濡れて悶えるのにゃんにゃんのレビュー・感想・評価

宇能鴻一郎の濡れて悶える(1980年製作の映画)
2.7
ロマンポルノの帝王西村監督、宇能先生原作、原悦子主演、志麻いづみ助演、助監督は菅野隆で大工原正泰脚本の山崎善弘カメラ。そりゃ期待すべしでしょ。忘年会帰りの飲み疲れた週末には最適でしょ。女医で処女な原悦子先生が研究のために男漁り、なんてロマンな展開なのよ。そこで引っかかるエロジジイが小松さんって夢のオールスターじゃないの。私女だけどこんな半裸な若いおねえちゃんたちにもみくちゃにされたい。何よこのロマンあふれるドリーミングな展開。志麻さんのルイーズ・ブルックススタイルはまじ似合うのよ大好き。「若妻が濡れるとき」以来じゃないか。そのへんまでは楽しかったんだけど、以降基本男患者の夢の世界が繰り広げられる感じで女からしたら全く面白くはない。高木均のお医者さんごっこのくだりとかつまんない上に長すぎて全部早送りしたくなるやつ。男の人たちってこんなん好きなの?私はエロス全振りモードの西村監督はそんなに嫌いじゃないんだけど、これはほんとつまんないわー。人生の貴重な1時間無駄にしたわー。気付いたら最後寝てたし。寝てた分巻き戻して観たら最後のほうはほんの少しだけエモかった。原さんと志麻さん、小川亜佐美さんのプチ百合絡みが尊かったしまあいいかな。
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