ハル・ハートリー監督『ヘンリー・フール・トリロジー』3作目で完結編❗️
ヘンリーの妻フェイは"女テロリスト"として反逆罪となり終身刑が言い渡された。軍の秘密収容所からNYの連邦刑務所に移送されると新聞やTVニュースに流れた。
それを知った18歳になった息子ネッド(第1作の子役からずっと本人が成長して演じている、イケメン😍)は、母の為に決意する。
それまで4年間育ててくれた牧師一家の家を出て、1人で父を探し出す旅に出る。見つけ出して殺すつもり。ところが、道中で叔父のサイモンのファンだというスーザンに邪魔されてしまう...
きっとリチャード・リンクレイターもビックリな作品の連続性が素晴らしい👏
『ヘンリー・フール』(1997)で自身のコンプレックスを反映させ、『フェイ・グリム』(2006)ではかなり暴走が繰り広げられていた。
そして今作『ネッド・ライフル』(2014)では、また自分らしさが戻って来ていた。
家族との確執、アンニュイな世界観を自分のアイデンティティとして全力で表現し切った感じ。
私は今作がハルハらしくて一番好き💕
『ヘンリー・フール』3部作は続けてご覧になると面白いです💫