てつこてつ

ピラニアのてつこてつのレビュー・感想・評価

ピラニア(1978年製作の映画)
3.5
「ジョーズ」の大ヒットで、その後大量生産されたアニマルパニック物の数々・・「グリズリー」「ドッグ」「テンタクルズ」「キラー・ビー」「スクワーム」「スウォーム」等々。

そんな亜流作品と比較しても、ジョー・ダンテが監督を務めた本作は、B級作品にしては、かなり出来が良いと思う。ぶっちゃけ「ジョーズ2」「ジョーズ3」より面白い。そりゃあ、リメイク作品が後年になって作られる訳だ。

1978年制作なので、ベトナム戦争で戦地の川に“武器”として利用するためにアメリカ軍による遺伝子改造で、より凶暴化、繁殖力も強いピラニアを生み出したってのもなんとなく説得力有り。

川の中で大群で泳ぐピラニアの造形や人間の肉を噛みちぎる様子も、この時代の特殊効果にしては頑張ってて、それなりに迫力もある。

テンポがいいので気軽に楽しめるのもいいね。
確かこの続編が「フライイング・キラー」で、まだ子供の頃にテレビで見た記憶あり。
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