まぬままおま

いつか輝いていた彼女はのまぬままおまのレビュー・感想・評価

いつか輝いていた彼女は(2018年製作の映画)
3.0
MINT mate boxについて。

「メイクキュート」や「リサイクル」はよく聴いていたから、何だか懐かしい気持ちになった。

高校生の現実と将来の夢が混ざり合っている不思議な時間。それは暖かくてうっとうしい。

芸術は残酷だ。一生懸命やっている人が報われるわけではなく、才能がある人が輝く世界。しかしその人は、芸術を辞めてしまっているかもしれないし、人生に成功しているわけでもない。

東京で染まる人。一回の演劇で感動を与えてしまう人。年上の彼氏と付き合いませている人、いまでも続いている人。それでも歌いたい人。奏でるのを辞めた人。

脆さと儚さと愛しさを。