実話を綴った小説家の話。
自分の母親が自殺したという半生を綴り、大ヒットを飛ばしたデルフィーヌ。しかし売れた事による、忙しさや物語による苦悩で、疲れ切っていた。そこへエルと名乗る美しい女性と出会い、意気投合するのだったが……ってあらすじ。
面白かった。ミステリアスで美しいエル。ゴーストライターを生業とするエルは、デルフィーヌに執着してどんどん生活に入り込み自分以外の交流を許せない。
ポランスキー監督らしい心理をつく謎めいた展開と監督の奥さんエマニュエルセニエさんが素晴らしい演技で不安感が伝わります。そしてエヴァグリーンさんの妖艶さがまた魅力的です。何故かちょっと眠くなるポランスキーさん節、賛否割れるかな?
まぁ多くは語るまい(笑)