このレビューはネタバレを含みます
ロマン・ポランスキーとオリヴィエ・アサイヤスのコンビとはとても豪華…。
描かれるのは小説家の鬱。
エルは実在したのか、それともデルフィーヌの妄想なのか?
それは映画の中でははっきりとわからない。
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映画が終わり、完成したパズルを見てみると、なんだかやたらとパーツが余っている。意味ありげに放り出されたシチュエーションの数々が、どこにも収まらないまま片付けられていないように見えたのである。とはいえ…
>>続きを読むサスペンスとしては若干凡庸なストーリー展開なれど、独特の不穏な味わいはロマン・ポランスキーならではのもの。
そして、その世界観に見事なまでにハマっている妖しい美女エヴァ・グリーンを観てるだけでゾクゾ…
フランスの作家デルフィーヌ・ド・ヴィガンの小説「デルフィーヌの友情」をロマン・ポランスキーが脚本と監督を担当して映画化した本作では、小説家と熱心な愛読者とのスリリングな関係が繰り広げられる。
小説家…
2018/6/23 観賞。
早朝勤務を終えての観賞。
物語が始まり、「しまった‼️フランス語だッ‼️」
自分は、どうもフランス語を聴いていると眠くなる体質なのです・・・。
ガムを噛みながら耐えるが所…
ロマン・ポランスキー監督は、常に正常異常の綱渡りを描いています。
本作では、スティーブン・キングさん的な作家の抱くファンへの恐怖といった題材から飛躍させます。
異常なファンに、その異常な世界に連れ込…
スランプから抜け出せない作家と熱狂的なファン。
創作に苦しむエマニュエル・セニエにじわじわと接近する、しかしその意図は読めないエヴァ・グリーンの不気味な怖さよ…。
親密になるほど破滅の予感が高まるス…
このレビューはネタバレを含みます
最初から最後まで漂う不穏な空気と音楽、薄曇りな天気、色使い、登場人物の表情、全部が計算されてるポランスキー作品っぽさ。
だいたいこうなるんだろうなー、っていうのは想像がつくけど、完全には察しがつかな…
エヴァ・グリーン演じるELLEに感じる違和感が、ラスト畳み掛ける様に明かされていく所が面白かった。
見終わった後に、私が見ていたものはデルフィーヌの日常だったのか、妄想だったのか分からなった。
もう…
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