まる

影踏みのまるのネタバレレビュー・内容・結末

影踏み(2019年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

今まで観た邦画の中でいちばんの駄作だったかもしれない。キャストはみんないいのにクソすぎる。
登場人物を無駄に多くしているだけで、それぞれが何の繋がりもない。判事がなんたらとか警察官がなんたらとか違法捜査云々、権力を持った巨悪がいるのかと思いきやなんの関係もありませんw幼馴染がどうのこうのもなんの伏線もありませんし、真壁が盗みをやってる理由もありません。啓二に対して「俺は復讐するからな!」って、なんのこと?w
重要人物(かと思いきやただのモブ)の刑事や判事を襲った犯人の動機が「女に惚れたから」って、そんなヨワヨワな設定ありかよw
あと真壁家の葬式の時になんで馬淵いたの?昔からなんかの繋がりがあったのかな?それも投げっぱなしでしたね。
主人公真壁と闘うことになる久能もポッと出のただの文具屋。正直いてもいなくても変わりません。ただ「双子の確執」を描きたいが為に出てきたモブでしかない。
ストーリーの短調さに輪にかけて、台詞がポエミーだし説明口調すぎてキモすぎる。80年台のトレンディドラマじゃないんだからもうちょっと含みを持たせろよw
さらに最後の啓二の語りが本当にキモすぎる。死んだ人物に全てを語らすなよ。気持ち悪ぃな。

なんとなく意味ありげな事を言っておいて内容は全く空っぽです。全てが雰囲気だけで観客はおいてけぼり。後に残るのは「クラブのママが美人だったな」だけ笑
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