『映像化不可の小説を映像化してみたら、やっぱり無理だった』みたいな印象。
作中のトリックのせいで登場人物の見分けが付きにくく、それに加えて人間関係の説明が雑で、時間経過もあるため、何が何だか分かんなくなってしまう。
トリックが判明すれば「そういうことか」とは思えるのだが、もう一度観たいとは思えず。
原作未読だが、おそらく原作はうまくまとまっているようには感じた。
設定やストーリー自体は面白いので。
山崎まさよしの演技は嫌いじゃない。
1時間40分あたりで、ノースリーブの女性と飲むシーンがチューハイのCMにしか見えず、個人的にツボ。