横山秀夫のミステリー小説の映画化。
原作とは構成が違うということは聞いてましたが、横山秀夫、さすがのストーリーテリングです。
山崎まさよし主演。
北村匠海と尾野真千子の名演に引き込まれていきました。
中村ゆりも、ちょっとしか出てないのに存在感あり。
深夜に人のいる住宅に侵入し、盗みを働く泥棒、ノビ師。
ノビ師のなかでも凄腕の真壁修一(山崎まさよし)は証拠も残さず、住人も傷つけずに逃走することから、警察からはノビカベと呼ばれていた。
そんな彼が、盗みに入ったまさにその家で放火しようとする女性(中村ゆり)と鉢合わせする。
彼女は、夫を殺害しようとしていた。
修一は放火殺人を止めることになるが、その直後に臨場した幼馴染の刑事(竹原ピストル)に逮捕されてしまった。
2年後、刑期を終えて出所した主人公は謎を解き明かそうとする。
なぜあの日だけの侵入がバレたのか?
なぜ刑事がいち早く臨場できたのか?
放火しようとした女性はどうなったのか?
〔真壁修一は周到に準備するので、察知される訳がない〕
修一は、元恋人(尾野真千子)の忠告も聞かず、双子の弟の啓二(北村匠海)を相棒にして、謎を探ろうとする。
〔山崎まさよしと北村匠海が双子って?〕
修一が真相に迫っていくにつれ、修一の過去の悲劇の経緯も明らかになっていく。
弁護士を目指していた超優秀な修一がどうしてノビ師になったのか…