オープニングの説明会、集まった方の感情が渦巻き、爆発具合がとても伝わってくる。エネルギッシュな映像化。期待値がどーんとアップ。
箱根の山を観光資源にする各社の覇権争い。描写とナレーションでテンポよ…
箱根山戦争を描いた悲喜こもごも。
2つの勢力に別れた箱根の人々の不毛な争いを喜劇的に描くやり方は、弟子の今村を彷彿とさせる(因果が逆だが)。
「くだらん!同じ場所で競争するなんて資本主義の一年生だ」…
面白すぎる。箱根のとある旅館の覇権争いとそこで働く従業員の人間模様。
懐古主義の立場と未来を観た立場のそれぞれが争うことなく美しく混じりあっていく様。
その演出が見事。若松屋の娘と玉屋の女将が若松屋…
このレビューはネタバレを含みます
62年東宝。西武と小田急・東急による箱根の交通戦争を背景に、ライバルの老舗旅館である玉屋と若松屋を舞台にした獅子文六の同名小説が原作。玉屋の番頭・加山雄三と若松屋の一人娘・星由里子との関係性が軸とな…
>>続きを読む高度経済成長期の日本。レジャーブーム、マイカーブームの中で都心から近い箱根のレジャー開発が進んでいる。その中で二軒の老舗旅館がしのぎを削っている。先祖代々続く玉屋と若松家だ。玉屋の若番頭・夫男(加山…
>>続きを読むスゲェ爆速映画だった。箱根の山を切り崩している四駆の動きがインディージョーンズみたい。実際にあった箱根の交通利権戦争に、敵対する旅館通しの小競り合いと、若き2人の恋模様?といった具合に(本当はもっと…
>>続きを読む川島監督が亡くなる一年前の作品。相変わらずカメラワークが特長的だった。ただ鉄道会社の利権争いを画きたいのか、ライバル旅館の対立を見せたいのか、ロミオとジュリエット的な純愛劇なのか、どれも中途半端に感…
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