11/23@神保町シアター
150年にわたり対立を続けてきた箱根の老舗旅館2軒。
競争心は時に生きる糧となる。
東山千栄子が助演女優賞モノ!
星由里子と加山雄三の主従関係が微笑ましい。
9年と…
箱根を舞台に、もともと同じ一族ながら対立する2軒の老舗旅館の娘と養子の関係中心に、旅館の関係者、そして開発事業を立ち上げようとする企業の様子をコメディ・タッチで描く映画。面白かった。主役の2人がとて…
>>続きを読む今まで観た井手俊郎が脚本を担当した作品のなかでも結構好きな方。
バスで目が合うくだりや加山雄三が疾走するところなど、いい演出もたくさんあった。いい終わらせ方。星由里子もかわいいし西村晃が出ててうれし…
ラピュタ阿佐ヶ谷 芳醇:東宝文芸映画へのいざない(2017)にて。川島雄三と成瀬巳喜男を集中して観ていました。
コントラストの強い、焦点も深いそんな白黒撮影作品。川島雄三、死の直前怒涛のように撮っ…
この映画、川島雄三監督の傑作のひとつ。本作を発表した1962年には若尾文子主演三作のうち二作『雁の寺』と『しとやかな獣』も発表されていて、川島監督が乗りに乗っていた時期。
本作は、箱根を舞台として、…
「仁義なき戦い 代理戦争」と並ぶ群像劇の傑作、それでいて主人公の恋愛ドラマなども過不足なく描き、青春映画というスタンスを崩していないのが凄い。
とにかく登場する人物がほとんど個性的で、星由里子を誘惑…
もっといい感じで頑張れる。いや、もう駄目かも知れない。
加山雄三にしても、東山千栄子にしても、この時の監督の事情や気持ちが投影されている様な気がする作品。
箱根の山並みを眺める様な白黒の映像。
そし…
箱根開発の利権争いに巻き込まれた、犬猿の仲の二つの老舗旅館。各々の後継が若大将とマドンナの澄子さんでは、若大将シリーズが否が応でも思い浮かぶが、そこは川島雄三、個性的な登場人物 (当時の俳優の芸達者…
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