オープニングの説明会、集まった方の感情が渦巻き、爆発具合がとても伝わってくる。エネルギッシュな映像化。期待値がどーんとアップ。
箱根の山を観光資源にする各社の覇権争い。描写とナレーションでテンポよ…
箱根山戦争を描いた悲喜こもごも。
2つの勢力に別れた箱根の人々の不毛な争いを喜劇的に描くやり方は、弟子の今村を彷彿とさせる(因果が逆だが)。
「くだらん!同じ場所で競争するなんて資本主義の一年生だ」…
面白すぎる。箱根のとある旅館の覇権争いとそこで働く従業員の人間模様。
懐古主義の立場と未来を観た立場のそれぞれが争うことなく美しく混じりあっていく様。
その演出が見事。若松屋の娘と玉屋の女将が若松屋…
このレビューはネタバレを含みます
62年東宝。西武と小田急・東急による箱根の交通戦争を背景に、ライバルの老舗旅館である玉屋と若松屋を舞台にした獅子文六の同名小説が原作。玉屋の番頭・加山雄三と若松屋の一人娘・星由里子との関係性が軸とな…
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