M少佐

バットマン:ゴッサム・バイ・ガスライトのM少佐のレビュー・感想・評価

3.5
 「あなたを赦します」

産業革命後の19 世紀のゴッサムシティ。
繁栄の裏には貧困に依る格差が産まれ、望まない仕事や薬に溺れる者や犯罪に手を染める者も居る。
まだ女性に参政権は無い時代。
その中で弱いものに手を差しのべ、救いを施す者も居た。
孤児と言う過去を持ち、夜は自警団として戦う男、ブルース・ウェイン。
通称「バットマン」最新機器と犯罪捜査で悪人を倒す。
普段は大富豪のプレイボーイとして社交界で生きているが日々ゴッサムの裏と表を監視している。
そんな時、凶悪な殺人鬼「切り裂きジャック」が現れ、か弱い女性達を血祭りに上げてゆく…

これまたDC. コミックス独自のパラレルワールド「エルスワールド」の名作コミックスの映像化。
実際のペンシラー(絵)は「ヘルボーイ」で有名なマイク・ミニョーラなので本当はかなり癖のある絵柄だったが、見易く絵柄は変わっています。
かなり原作とストーリーは違い幾つかのエピソードは省略されたりしていますが面白さは変わりません。
しかし、これは余りお勧め出来ません。
余程バットマンが好きで無いと荒唐無稽過ぎると拒否反応が起きるかもしれない衝撃作。
こども向けではないので残酷ですし、ホラー要素ありのサスペンス。
何より切り裂きジャックは、やり過ぎではないか?とファンの私でも疑問に思うくらい(笑)
パッケージにもある通りセリーナ・カイルが重要な役どころ。

勿論、私は楽しめました。
M少佐

M少佐