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21世紀の女の子のmasatのレビュー・感想・評価

21世紀の女の子(2018年製作の映画)
2.9
大人、
いや、成熟が、やはり勝つ。
ふくだももこ、がカマしていた。
そのあとを、漲る枝と首藤が追い付け追い越せで清々しい。
そして、トリの山戸は、鼻につく人も多いだろうが、この独創性への飽くなき挑戦は、素直に感動する。映画史に足跡を遺す、と言う爽やかな野心を、この様な女性活動屋運動の名の下に刻みつけようとした。

さあ、女の子の新しい時代は切り拓かれたのか?
“I wanna be your cat”・・・
この皮肉な響きが、一際響く。
まだ100年、かかる。
ただ一つ言える事は、15人による15作品もの掌編が産まれたと言う事実。そして、どれも湧き上がるモノが溢れる、色とりどりの個性が一つに繋がった“塊”、そんなものを誕生させた、そんな偉業は確かに遺った。
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