よよよん

21世紀の女の子のよよよんのレビュー・感想・評価

21世紀の女の子(2018年製作の映画)
3.0
監督が10人以上?のオムニバスで盛りだくさんすぎてお腹いっぱい。はじめの方は集中して見られたのだが、時間が経つごとに疲れてくる。女性監督が主に女性向けに作ったもののようで、登場人物同士の関係性に重きをおいている場合が多くて気が抜けない。
若手の監督が多いこともあって、我を出すというわけではないが、攻めてくるものが多かったのもあるし、セクシャリティなストーリーが多いのも結構くる。実は女性の方が血に強いとか、どこかの医大で女性の方がコミュニケーション能力が高いなどと言っていたアホみたいな話に実感が沸いてくるから、ホントに怖い。
カメラワークがいろいろあり過ぎて、もう少し体調が悪いか、スクリーン寄りの席だったら酔ってたな。最後の作品とエンドロールで納得というか、あーそうかというか腑に落ちた。
さんざんな感想だが、この濃密な作品群は体調を整えてもう何回か見たい作品ではある。