喜連川風連

21世紀の女の子の喜連川風連のレビュー・感想・評価

21世紀の女の子(2018年製作の映画)
3.0
14人の女性監督のインスタグラム。

流されていくものもあれば、立ち止まる作品もある。

繰り返される3つの特徴
①長いモノローグ。
主観だけが広がる世界はまるで少女マンガを読んでいるかのようだった。

②赤、青、黄、原色系の色使い。

③意味深なキャプションによる説明。
よく用いられていたこれらの表現に、はたして哲学や思想はあったのだろうか?

方法論だけが、先行していないか?

だが、その中でも山中瑶子、枝優花、山戸結希が頭ひとつ抜けている。

山中遥子
→独特の編集リズムと音楽センス。彼女の見ている世界がもっと見たい。

山戸結希
→自分の頭の中の空間を映像として伝え切る能力。
真似しようとしてもダサくなってしまうだろう。

枝優花
→インスタ映え生産機。感覚が若者に最も近い。
喜連川風連

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