カーネル

それでも、僕は夢を見るのカーネルのレビュー・感想・評価

それでも、僕は夢を見る(2018年製作の映画)
2.3
BSよしもとでOA。
遠藤雄弥主演という事で観ることに。
んーーーーーーーー。
何がなんだかよくわからない映画でした。
山口健人監督は個性的な面白いものを作ってるイメージ。結構好きなんですが。

よしもと製作の地域発信映画という事で、導入部分を除いて、熊本県の八代市が舞台となっています。工場の煙突からの煙がとても印象に残りました。

物語はタイトル通り、一度は心折れたけど、いろいろな事を乗り越えてまた前を向いて一歩踏み出そう〜 って話。

主人公マコちゃん(遠藤雄弥)は東京で事件に巻き込まれるんですが、そのエピソードがかなり雑な展開でした。事件の衝撃?映像も笑っちゃうくらい稚拙。デスクで隠すくらいならそんなシーン要らなくない?ただ血塗られた顔のショットが欲しかったのかな。導入部分としてのツカミはオッケーでしたけどw
そんな兄ちゃんが心折れて地元に戻れば、何故か妹が酷い言葉を投げつける。なんであそこまで酷いの?兄ちゃんに恨みでもあるのか?

高校時代の友人と映画制作を再開させるキッカケが、死んだ友人ケンちゃん(福山翔大)の突如のよみがえりってのにも……へ?は?なんですがw
ケンちゃんがなぜ事故で死ぬに至ったかも語られず、当然なぜよみがえってきたのかもわからず。しばらく経ってから血の痕跡とか手の傷から血が流れてるとかも、その意味がわかりません。怪我してるからまたしばらくしたら消えるよ、っていう前振りなのか?映画制作の途中でまたケンちゃんは消えちゃうしねw
ケンちゃんはマコちゃんの背中を押しにきたんだろうけど、そしたらハチ(森永悠希)は?マコちゃんの再生に付き合わされただけ?

マリコ(佐藤玲)も突然!居所がわかって辛い再会となるし。彼女がなぜに辛い思いしてるのかも一切語られず。

1番の謎は………
最後に水辺で一度は去ったケンちゃんとマリコがまた戻って海を見ると、遥か海の彼方に〝巨人の歩く脚〟がアニメーション映像として一瞬(この一瞬ってのも謎!!)映るのですが、アレは何???????


ことほど左様に、訳がわからない事がいっぱいの映画でした。

風景映像は綺麗でした。
やたら直線が多い街なんですね〜
自転車の二人乗りが映えます!
カーネル

カーネル