洋画の焼き回しをしている、そしてその多さを感じた作品。こういったMV風の作品は一応、世界には存在していて、またこの青春特有の軽薄さも描かれている。それをさも当たり前に俺が初めてです、みたいな顔をされても白けるだけ。
また、この内輪ネタみたいな日本人特有のストーリー展開は海外の作品に比べると劣るし、最近観た『水の中のつぼみ』はもっと青春の空回りが丹念に描かれていたと思う。この作品から得られるメッセージ性は皆無。
『真夜中乙女戦争』が『ファイトクラブ』のパクリって聞いたからそれだけ観たい。
浅野忠信さんが演じたカメラマン、くっそ寒かった。
邦画の嫌いな箇所を詰め込んで煮込んだ映画だった。
cc/息もできないほど、キスして、笑って、恋をしていた──