監督 B・Z・ゴールドバーグ
ふと目にとまったので。
濃密な104分!
主役はイスラエルとパレスチナに住む
7人の子供たち。7年生と言っていたから
12歳から13歳くらい。
双方の子供たちを4年間取材した
"2001年"制作のドキュメンタリー
ユダヤ人の双子の兄弟ヤコルとダニエルが
難民キャンプに住むファラジに興味を
持ったことから交流が実現するのだけど
子供たちが皆 考え方や意見を
しっかり持っていることに驚かされます。
"弟を殺した相手と仲良くできない"
"殺したのは子供じゃないわ"
"子供も大人になるよ"
"全員が悪いわけじゃない
政治的じゃなくて子供同士のはなしよ。
今断ったら和平が実現しない"
"例え違う意見でも、どんな意見を
持っているか知りたい"
"仲良くしたいけどしちゃいけないとも思う"
"もっと交流を深めれば理解し合える!"
仲良くすることは、小さな和平プロセス。
そんな風に考えることができる子供たちの
純粋で真っ直ぐな想いと
儚い平和へのねがいに胸が締め付けられる
" B・Z (監督さん)がアメリカに
帰ってしまったらもう僕たちは
彼らと会うことはできない " と泣くファラジ
手を繋いで遊び ボールを蹴って
楽しい時間を過ごしたけれど
また会うことも未来も約束はできない
感動をもらったし勉強にもなるし
こういう映画こそ配信して欲しいとも
おもうけれど、制作者様側への
複雑な想いも残ってしまいました🥺