たつや

タイタンのたつやのネタバレレビュー・内容・結末

タイタン(2018年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

僕は楽しみにしてました。何故なら以前から”宇宙”というものに魅力を感じていたから。宇宙の可能性は無限大で我々に想像力がある限り果てしなく面白くそして興味深い物語が生まれる。そう信じていた僕は”土星衛生に移住?” “宇宙と科学の混同?”と、興味を引かれた。もちろん、”宇宙に行く”という前提において。この発言が伏線となっているのは言うまでもない。いざ物語が始まった。半分くらい過ぎると、何か違和感を感じた。登場人物の人間関係とトラブルを描くだけで、全く宇宙に飛び立つ気配がない。”そんなものは昼ドラでやっとれ”。そう思った僕は不服な表情を浮かべたままこの映画を見続けた。最終的にこの僕の不服な表情が晴れることはなかったことは言うまでもない。土星衛生に飛び立ち舞い降りたのは最後の30秒。その最後、主人公は地球で託された意志を全うすべくこの土星衛生に舞い降りたようだが、2時間前の僕の”この映画を見る”という意志は全うされるべきでは無かった。
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