このレビューはネタバレを含みます
三國連太郎演じる、よく「しくじる」老人と、大竹しのぶ演じる躁鬱病の娘。老人ホームを現代の姨捨山だと称して行きたがらない父に、何かと面倒をかけられる娘はさっさと入れと迫る。
深刻なテーマでありながら、…
1999年につくられた新藤兼人監督・脚本・原作作品。姥捨て山伝説と現代の高齢化社会における老人の現状をユーモラスに描いた社会派人間コメディ。
新藤監督と大竹しのぶの映画『ふくろう』はなかなかにブラ…
三國連太郎が痴呆の老人です。ゴールデン街のような小さな飲み屋で大を漏らします。もの凄く臭いので追い出されます。大竹しのぶがその娘で、激しい双極性障害を患っていますが、痴呆老人の世話をしています。木下…
>>続きを読む新藤兼人監督作。 三國連太郎のボケてはないが自分の身体もままならない老人像と、大竹しのぶ演じる躁うつ病の娘の描写が滑稽だが見ていて暖かい気持ちにさせてくれるくれ良い作品でした。 姥捨山の伝説と自身を…
>>続きを読む「あたし、あんたのせいで躁鬱になったんだからね!!」
どんなことが起きても自分のせいにしない生き方は、ときどき身勝手に感じることもあるけれど、実はそれって自分を大切にする一番優しい生き方なのかもし…
なぜ、こんなにも飽きさせない?
それがこの映画を見終わってすぐの感想だ。
その理由は、大竹しのぶと三國連太郎のずば抜けた演技力と、新藤兼人のカメラワークだ。
別にどれも特別面白いセットではない。…