怒髪猫なんじゃった

生きたいの怒髪猫なんじゃったのレビュー・感想・評価

生きたい(1999年製作の映画)
3.5
原案、脚本、監督を新藤兼人が姥捨山の伝説と現代社会を生きる老人の物語を交錯させ、生きるとは⁉︎を描く・・コミカルさも加えた社会派作品です。


娘とふたりで暮らす老人は歳をとり下も緩くなってしまっていた。
娘はそんな父親が鬱陶しくて堪らない。

そんな時、老人は偶々病院で見つけた姥捨山伝説の書物を断りなく家に持ち帰り夢中で読み始めるのだった。


三國連太郎の老人ぶり、神経を病んだ娘役の大竹しのぶとの演技が素晴らしい。

姥捨山伝説(モノクロ映像)での吉田日出子は秀逸ものでした。