女渡世人 おたの申しますに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『女渡世人 おたの申します』に投稿された感想・評価

 
 ひと昔前、上州で名を売った柔政の娘、太田まさ子は渡世修業のため各地を点々と旅していた。大阪に立ち寄ったまさ子は、博徒南田一家の賭場で宇野の船宿浜幸の息子良吉を徹底的に負かしてしまう。博奕で負け…

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やすを

やすをの感想・評価

3.2

島田正吾と三益愛子という大御所に、金子信雄と待田京介が脇を固めている。肉体派の三原葉子もおばさんになりつつありいい感じ。菅原文太と待田京介のぶつかり合いも迫力があり、見応え満点。
しかし、藤純子の怒…

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アノ

アノの感想・評価

3.5

島田正吾の人形のように倒れる死に方が見事。藤純子と菅原文太が殴り込みを決意すると次のカットではもう雑魚が血だるまになってるし、人仕事終えた藤純子が官憲に連行されるシーンまで撮っている。
菅原文太が待…

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tunic

tunicの感想・評価

5.0

山下耕作&笠原和夫コンビの傑作といえば、個人的にはいのち札より総長賭博よりも断然こっち。藤純子の尋常じゃない美しさ、日陰の花の狂い咲き。先日亡くなった渚ようこさんが、この映画が好きだと言っていたはず…

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lag

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4.4
立場と私情。夜の雨と傘。明けゆく海へ流した灯籠。怯えるほど見つめて静かに語りかける。
o

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3.6

大阪の南田一家の賭場で男が借金を背負い、さらに言い掛かりをつけたせいで殺されてしまう。藤純子は行き掛かり上、借金を取り立てる役割を引き受けて男の故郷に向かったが、南田一家は実は地元組織と組んで男の両…

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battuta

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4.0
夜。雨。港町。
”日陰の花”にふさわしく、闇と水が映える画面構成。

1971年の山下耕作監督作品。
雨に濡れた藤純子と菅原文太の2人がまあ絵になる。笠原和夫の脚本がノリに乗ってて名ぜりふも多い。あんな潔くてきれいな指詰め見たことないし、腐れ外道を斬り倒す姿も美しくて…

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任侠映画最後期の傑作、なんではないだろうか。前作同様母娘モノテイストが織り込まれている。
平坦なストーリーラインだが、強烈なエモーションを見せるシーンがいくつもある。特に港町が舞台だけあって、水辺に…

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