のーのー

止められるか、俺たちをののーのーのレビュー・感想・評価

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)
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制作順序は逆だけど、奇しくもワンスアポンアタイムインハリウッドの日本版もしくはカウンターのようになっていた。
舞台設定は1970年前後なのに現代の東京の街並みを堂々と映り込ませてるのが、変ではあるけど、映画作りの図太さを感じてかえって自分は好感を持った。
若松監督の奇人ぶりを強調した話なのかと思ってたけど、思ったよりは穏当な人物として描かれているように感じた。白石和彌や井浦新の、若松孝二や現場に対する温かな思い入れがにじみ出ているような、意外と柔らかい作品だった。
白石和彌は自分が最初に好きになった映画監督の一人で、大体の作品は観てたけど、これだけ未見だった。映画たくさん観るようになってから知った人物名がたくさん出てきたので、今のタイミングで観れて丁度よかったと思う。
自分もいい加減パレスチナのことちょっとは学ぼうと思った。
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