西木寸

騙し絵の牙の西木寸のレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
4.0
社会批評性とエンタメ性が高次元でミクスチャされてる傑作。吉田大八監督恐るべし!!

出版社内での保守派と改革派の対立構図に、どの業界にも通ずる居心地の悪さがあり、その中で出版業界ならではの問題点と論点が存在する、その構図がめちゃくちゃ面白い。
そしてその中で掻き乱す大泉洋が良き。
原作と異り、組織論の外にいて真摯な新人編集者の高野が、狂言回しとなって主人公を立ち回る事で、凄い見やすい映画にもなってます。

ブログ感想書きました!
http://n8ryt.jp/?no=232
西木寸

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