laszlo

騙し絵の牙のlaszloのレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
3.0
2021年
監督 吉田大八 脚本 楠野一郎 原作 塩田武士
WOWOW録画鑑賞

落ち目の看板文芸雑誌を抱える出版社 社長が亡くなって跡継ぎはアメリカに出向 覇権を握らんとするのは機関車トーマスのあだ名で呼ばれるやり手の東松専務 利益は上がらないが過去の経緯から社内で幅を効かせる看板誌の担当者たち そしてカルチャー雑誌の編集長となったのは権謀術数術の限りを尽くす速水 それを助けるのは実家が街の本屋で真面目過ぎて中々評価されない女性編集者 斜陽産業の出版業界で繰拡げられる権力争いの行方はいかに?

贅沢な程のキャスティングで登場人物も多く展開も早いのでアッという間の時間でした
終わり方がちょっと間延びしたのが残念でしたが
大泉洋のキャラを活かした面白い作品でした

街の小さな本屋さんがドンドン閉店していくのが淋しい今日この頃です
昔は駅前の本屋さんの繁盛具合や並んでる本を見てその街のカルチャー度を推測ったもんでしたが今や駅前の小さな本屋さんはコンビニに鞍替えしてます
油断しているとついついアマゾンで本を注文してしまいそうになりますが便利さに負けずリアルの店舗で本を買い続けようと思います
laszlo

laszlo