騙し絵の牙のクロップのレビュー・感想・評価

大泉洋に当て書きして書かれた原作ということで、最初から映画化されるのが決まっているってことは、内容気に入らなくても主役断れないのか〜なんて思いながら読んだ原作ががイマイチだったので少し敬遠していたけど、まったく別物で面白かった。出版業界もインターネットの普及で話題作りや戦略に四苦八苦。この映画の原作も当て書きという新しい試み。業界の生き残りをかけた戦いで、ラストは夢物語的だが、小気味良く終わる。