あやすた

騙し絵の牙のあやすたのレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
2.6
前半1時間、各々が一風変わった仲間を連れてきて、流れに乗る所までは面白かった。そこからはこのいい設定を台無しにする流れ。
3Dプリンターで銃作ったり、ゴーストライターだったり、本離れって散々言ってたのに3万5千円で本売って、それが大売れしたりと全部リアリティがない。

個々のキャラのやってきたことと結末もチグハグで東松はそこまで憎たらしいキャラでは無いのに酷い扱いを受けるし、速水は様々な策で物語を掻き乱していたのに、最後は苦し紛れの獄中出版。
高野親子も一発屋で早々に閉店するだろうなという想像が容易にできる。

本を本屋で売りたい。なら本屋限定で3万円で売ろうというのは正解の1つではないと思う。
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