わりとエンターテインメント性の高い作品だった!
みんな真剣に仕事で勝負していたからこそ、すごくストーリーに血が通っているように感じられた!
ただ、ずっと話についていけていたはずなのに、突然、本当に突然、最後の10分くらいで急に迷子になった。
速水(大泉洋)の魂胆がなんだったのか、誰が誰の味方なのか、急にわからなくなってしまった。
現代はAmazonならなんでも手に入っちゃう時代。
でも逆にAmazonでは買えないものが変える専門店が受けるっていう未来は、すごくわかる。
今度は専門店が乱立して、逆にAmazonが苦境に立たされたりして。
トリニティはなんでもそろえちゃうっていう意味ではAmazonみたいなもの。
小説薫風は専門店。でもただの専門店じゃウケないから、何かしらのパンチが必要。
デジタルなのか、紙なのか?
時代の流れに乗るのか、あえて古きにこだわるのか。
時代を読めばどんなにニッチな商売でもトライできると思う。
そしてビジネスでモノを言うのは、結局は人と人とのつながり。値段が安いとか、品質がいいとか、そういうのは2番目にくるもの。
ところで、見終わっていくつか気になるところが…
結局KIBAプロジェクトってなんだったのか? そしてネーミングがちょっとチープすぎないか?
親子の絆が根底にあるにしても、伏線が足りなさすぎないか??
なんだかちょっと、物足りない感じがしてしまった。