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騙し絵の牙のJASTICEのレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
2.9
魅力的なキャスティングであるが、いかんせん内容が地味。
面白い小説を書く作家と言われても、観てる人間にその面白さは1ミリも伝わらないわけで説得力を持たない。仕方ないことだけども。
なので結果的にただただ出版社内の人間模様だけに終始する。面白くなる要素は少ない。

大泉洋のように、例え才能があってもその周りのほとんどの人間は凡人であり、その才能に振り回された挙句軌道を外れ潰れてしまうなんてケースは現実社会でもよくあることなんだろうな。

新人作家の小説が発表される前から話題になってたり、探していた幻の作家が何年も前にライセンスを取るために行ってた飛行場に今もいるとか、雑な設定も目立つ。
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