八州雄会

騙し絵の牙の八州雄会のレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
2.5
出版業界の不況の煽りを受ける大手出版社「薫風社」を舞台にしたミステリー小説を大泉洋の主演で映画化し、2021年に公開



ネタバレになるかもですが・・・



作家の女性がスキャンダルを起こしましたが、原稿を差替えずに、スポンサーが手を引いても本がこれだけ売れれば採算が取れるといった勝負の場面は最高でしたが、発行部数の関係で仕方ないかもしれませんが、小さい本屋には3冊しか回さないとか業界の媚と慢心を垣間見ました

Amazonなど通販が主流となり、街の本屋さんが激減している昨今

個人的に大好きな女優の松岡茉優が、倒産した父の本屋を継ぎ、ここでしか買えないモノをと本屋が作家を直接プロデュースします。しかし、その本をもっともっと売ろうと思えば通販しか無いような気もします。

映画とは関係ありませんが、佐藤浩市がホントに父親に似てきていて、社長室の彼は、まさに釣りバカの社長のスーさんでした。