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西遊記 女人国の戦いのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

西遊記 女人国の戦い(2018年製作の映画)
4.0
天竺を目指し、旅を続けていた三蔵法師(ウィリアム・フォン)と孫悟空(アーロン・クォック)、猪八戒(シャオ・シェンヤン)、沙悟浄(ヒム・ロー)は、女性しかいない女人国へ迷い込む。女人国では男は残忍な生き物で国を滅ぼす毒物だと言い伝えられているため、4人は囚われ、処刑されることに。しかし、初めて見る男性に興味を抱いた若く美しい女王(チャオ・リーイン)は、三蔵法師にたちまち心を奪われる。女王は彼らを救出したいと考えるようになるが、感情より国の規律を重んじる冷酷無比な国師(ジジ・リョン)が立ちはだかる。さらに、巨大魚に化けた河の神(リン・チーリン)をも巻き込み、国家存亡をかけた戦いが始まる……。
ソイ・チェン監督版西遊記シリーズ第3作。
今回は、三蔵と女人国の女王の切ないロマンスが中心のロマンス編。
恋と使命の間で苦悩する三蔵と国と愛で苦悩する女王が切ないけど、悟空たちの影が薄くなったのが残念。悟空たちが、女人国の取り調べ官に三者三様な追及のされ方をするユーモラスなシーン、暴走する河の神様と悟空たちが戦うクライマックスのスペクタクルアクションは迫力満点。西遊記が好きなら満足出来るシリーズ第3作。
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